前の記事でも記述しましたが、オリると決めたらとことん正しくオリましょう。
前の記事です↓
オリるつもりで安全牌と思って切ったら相手のアタり牌だった、そんなのは目も当てられません。
安全牌もしくは比較的に安全そうな牌を見つける力を養い、正しいオリ方を学びましょう!
正しいオリ方
まずは、安全牌(=相手に絶対に通る牌)は何かについて解説します。
安全牌
では安全牌とはなにか見てましょう。
- ・現物 =相手が河に捨てている牌、またはリーチしているならリーチしてから他家が捨てた牌
- ・相手が捨ててから同順に他家が捨てた牌
- ・自分から4枚見えている字牌、一九萬(国士無双は除く)
- ・同じ色の4が捨てられていて、自分から4枚見えている1
同じ色の6が捨てられていて、自分から4枚見えている9(国士無双は除く) - ・19以外の数牌で、その牌が待ちとなる塔子で必要な牌が全て、自分から4枚見えている時
ではそれぞれ解説いたします。
現物
これはまず誰もが覚えるべきルールですよね。
例えば相手がを河に捨てていれば、は安全牌となります。相手がロンをしてきたらフリテンで相手はチョンボとなります。
・相手が捨ててから同順に他家が捨てた牌
初心者の方が少し忘れがちなルールかもしれません。次の画像をご覧ください。
対面の親が鳴いており、リーチを掛けている上家がを捨てて、リーチを掛けている私もをツモってきたところです。
アガリ牌ではないので捨てるしかないのですが、親が仮にがアタリ牌だとしても、私が捨てたは上家と同順なので親はロンできません。次巡以降、上家が別の牌を捨てれば、また私がを捨てればロンできます。
自分から4枚見えている字牌、一九萬(国士無双は除く)
字牌と、三麻における一九萬はシャンポン待ちか単騎待ちか国士無双での待ちしかありません。
シャンポン待ちは2枚、単騎待ちは1枚必要です。そのため自分から4枚見えていれば、その牌でシャンポン待ち、単騎待ちでロンされることはありません。
その代わりロンと言われた時は国士無双確定となります(恐ろしい)。
ただ、その牌以外の19字牌で4枚見えているものがあれば(つまり2種類以上の19字牌で4枚見えているものがあれば)、国士無双で聴牌できないはずなので完全な安全牌となります。
もちろん何かしらでも相手が鳴いていれば国士無双も否定できます。
同じ色の4が捨てられていて、自分から4枚見えている1
同じ色の6が捨てられていて、自分から4枚見えている9(国士無双は除く)
例でいうと相手がを捨てていて、自分から4枚見えている時のです。
相手がを捨てていることにより の待ちでロンされる可能性がなくなります。
ただはシャンポン待ちや単騎待ち、国士無双で待たれている可能性もあるので、安全牌になるにはが自分から4枚見えている必要があります。
国士かどうかのところは字牌と一九萬のところと一緒です。が捨てられている時のも同じように考えられます。
19以外の数牌で、その牌が待ちとなる塔子で必要な牌が全て、自分から4枚見えている時
を例に説明します。
が待ちになるのは、の辺張待ち・の嵌張待ち・の両面待ち・のシャンポン待ちや単騎待ちがあります。
仮にが自分から4枚見えていれば、辺張待ちで待っている可能性は無くなりますが、嵌張待ち・両面待ち・シャンポン待ちや単騎待ちは否定できません。
に加えても自分から4枚見えていれば、嵌張待ちと両面待ちで待っていることも否定できます。
シャンポン待ちや単騎待ちは、自身が自分から4枚見えていないと否定できません。
別のケースで考えると、とが4枚見えていても、辺張待ち・嵌張待ち・両面待ちを否定できます。
との組み合わせでも同じように否定できます。
まとめ オリると決めたら極力安全牌を捨てよう
相手に絶対通る牌として、安全牌を見ていきました。守備の基本中の基本なので絶対に覚えましょう。
次の記事では、完全な安全牌ではないけれど、比較的安全度が高い牌もお伝えするつもりです。
しかし、三人麻雀では四人麻雀と比べて牌の種類が少ない分、少し当り牌となる確率があがります。
オリると決めたら、絶対に振り込まないように上記のような『安全牌』を捨てましょう。
次は、三麻で必須のスキル「回し打ち」を解説します。
ご覧いただきありがとうございました!
このブログの他にも、三人麻雀オンラインゲーム「雀魂」をプレイしたときの牌譜から勉強になりそうなものをピックアップして記事を書いています。
一打ごとの選択理由など細かく記載していますので、初・中級者の方にとっては貴重な記事になるはずです。
有料のものもありますが缶ジュース程度の金額ですので、強くなりたい方は是非覗いてみてください!