ホンイツと言ったりする混一色(ホンイーソー)。字牌とピンズのみで手牌を構成するなど数牌は一種類のみ使用して字牌と一緒に手牌を構成すれば成立する高打点が狙いやすい役です。
好きな方も多い役なのではないでしょうか。何を隠そう私も大好きな役です。非常に頻度も高く実用性の高い役のため是非、最後までご覧ください。
【役】 混一(ホンイツ)について 重要度★★★★★
三人麻雀において混一は割りと頻出かつ高打点を狙える超、超重要な役です。鳴かずに手を作ると3翻もあり、鳴いても2翻あり満貫、跳満クラスを簡単に狙えます。個人的には中毒性がある役で、この役でアガると気持ちいい~ってなるんですけど僕だけ?
混一色の特性を挙げていきます。
- 難易度の割に打点が高くなる
- 鳴いても2翻でスピードも出せる
- 字牌を上手く使うと緊急時に守備にも強い
- 相手にバレやすいがビビってもらえるかも
- 狙い過ぎに注意!
それでは解説していきます。
1 難易度の割に打点が高くなる メリット★★★★★
まず、混一色は鳴かずに面前で仕上げると3翻もあり、鳴いても2翻あります。しかしその割に難易度は高くありません。なぜなら、三麻はマンズの2~8がないため、手牌がピンズとソーズと字牌ばかりになり、少し偏りがあるだけでピンズとソーズの内少ない方を処理していくだけで仕上げることも多いからです。
また、混一色は字牌も必ず手牌の中に使うので、役牌を暗刻や明刻で使うことで役をつけることも多くなります。などの風牌やなどの三元牌が対子で二組以上あれば率先して混一を狙っていけることもあります。
2 鳴いても2翻でスピードも出せる メリット★★★★★
三人麻雀では打点だけでなくスピードも命です。混一は鳴いても2翻あるため、打点を確保しながら早くテンパイ、早くアガリに向かうことも可能です。例えば親でこんな配牌をもらったら…
とりあえずとはポンすればかを引いてくればもう満貫のテンパイです。をポンするかはドラがあるかなどで、満貫になりそうであればポンするのもありです。相手も早そうであれば満貫なくてもためらわずにポンしましょう。
3 字牌を上手く使うと緊急時に守備にも強い メリット★★
三人麻雀は押し引きもすごい大事です。オリるべきときにオリる牌がない…というのはめちゃくちゃ痛手になることも。
字牌を抱えながらアガリを目指せる混一では、相手に先にリーチを打たれたりしてオリが必要な場面も出てきます。そんな時でも比較的安牌になりやすい字牌落としでピンチを免れることも多いでしょう。もちろん、相手が捨ててなかったり、1枚しか見えていない字牌を切ってロンされることも決して珍しくはないのでそこはご注意を。
4 相手にバレやすいがビビってもらえるかも デメリット?
混一や清一などの染め手は相手に狙いがばれやすくなります。ピンズもしくはソーズのいらない方をすべて切って行くためわかりやすくなります。
そのため、相手から鳴きたい牌を中々切ってもらえなくなったりします。
しかし、常にデメリットということではなく、相手からすれば鳴きたい字牌以外の字牌も鳴かせたくないと思って切りにくくさせることもあります。その場合、相手に「字牌を不必要に1枚抱えながら打つ」か「鳴かれてもいいから思い切って字牌を切る」の選択を強いることになり、ビビリ気味に前者となれば相手は若干とはいえ、素直にアガリに向かえないようにさせることになります。
5 狙い過ぎに注意! デメリット?
この混一という役は本当に中毒性があります笑。ついつい無理やりでも混一を狙ってしまいたくなる時があります。無理やり狙ったことにより手牌進行が遅くなり、そのせいで相手に先制されることなんてよくあることです。スピードに欠けることは三人麻雀では致命傷だからです。
例えば、ピンズの混一を狙うためにソーズの面子をまるごと落とすというのはやり過ぎと言えるでしょう。
ただし、点数状況や相手の捨て牌などから少し無理に混一を狙うことが正しい場合ももちろんあります。使い分けが大事だといことです。
混一のまとめ
混一はしっかり使いこなせば三人麻雀では打点・スピードともに両立できる重要な役ということがお分かりいただけたと思います。ただし、無理に狙うことで逆にスピードに欠けることもあるため、初心者の方は狙いすぎにはホントにご注意ください。
しっかりと混一と向き合えば、あなたも強い三麻プレイヤーの仲間入りもそう遠くはないはずです。是非混一を使いこなしてレベルアップしていきましょう!
他の記事も是非ご覧ください!
このブログの他にも、三人麻雀オンラインゲーム「雀魂」をプレイしたときの牌譜から勉強になりそうなものをピックアップして記事を書いています。
一打ごとの選択理由など細かく記載していますので、初・中級者の方にとっては貴重な記事になるはずです。
有料のものもありますが缶ジュース程度の金額ですので、強くなりたい方は是非覗いてみてください!