役の特性

【三麻の授業】《初級其の22・攻撃編》 役 タンヤオについて

【役】タンヤオについて   重要度★★

 四人麻雀では非常に重要な役の一つである「タンヤオ」ですが、三人麻雀では少し重要度が落ちます。それは、萬子の二~八がないため、相対的に一九字牌の割合が増えているため、四麻と比べて若干タンヤオを成立させにくいことも挙げられます。

 また、単純に三麻では鳴いても「タンヤオ」を認めるルールを採用していない(喰いタンなし)ケースが多いのも大きく作用します。喰いタンありのルールの場合は、重要度は★★★になると思います。


 特性を挙げていきます。

  1. 他の役と比べると、使える牌の種類は多い
  2. 牌効率上、優れていることが多い
  3. オリに転じる際に、安パイに困ることが多くなる
  4. (喰いタンありの場合)鳴いて速攻に使える

それでは、それぞれ解説していきます。

1 他の役と比べると、使える牌の種類は多い   メリット★★

 序盤に、四麻と比べて使える牌が少ないと記述しましたが、それでも他の役と比べるとタンヤオで使える牌は比較的多いです。そのため、割と狙いやすい役であると言えます。


 この汎用性の高さは、三麻でも十分言えるのではないかと思います。

2 牌効率上、優れていることが多い   メリット★★

 数牌の真ん中で構成されているため、牌効率が自然と良くなります。そのため、イーシャンテンやリャンシャンテンからでも、聴牌までスムーズにいくことも多いのではないかと思います。

 仮に、嵌張が多くても良形変化もしやすく、柔軟性が高いのも大きいです。


 また、両面以上の好形待ちの聴牌になることも多く、アガリの期待ができることも多いのが魅力とも言えます。もちろん、どうしても、嵌張待ちやシャンポン待ちにしかならないこともありますが。

3 オリに転じる際に、安パイに困ることが多くなる   デメリット★★

 このデメリットが実は案外響くのではないかと思います。

 要は、守備面でのデメリットになるわけですが、タンヤオを狙うということは真ん中の牌ばかりで構成されてしまいます。そのため、他家からリーチが掛かった際に安全牌が無いということは起こりがちです。


 もちろん四麻でもよくあるとは思いますが、四麻と違って萬子の二~八が無い分、捨てたい牌がアタリ牌になる確率も多くなっています。安牌がない状態で何を捨てればいいのか、何とか答えを出さなければいけない窮地に立たされることもしばしばだと思います。特に、タンヤオを狙っていて親リーに安牌がないというのは考えたくもない恐怖です。


 そのため、他家の安牌があるかどうかも意識する必要があります。当然、タンヤオに限った話ではないのですが、手牌構成の都合上は余計に意識するべきだと言えます。


 例えば、8索 ミニの対子を持っているとして、他家が2人共8索 ミニを1枚ずつ捨てていて共通安全牌になっていれば、安心して真っすぐ手を進めることができますね。当然、うまいこと共通の安全牌がなくとも、他家それぞれの安全牌が少なくとも1枚はあるのが望ましいと思います。


 ただし、自分の牌効率の問題もあるので、イーシャンテンの時に不要な牌を安全牌として抱えるのか、それとも受入れをMAXにするために完全イーシャンテンに構えるのかは、状況に応じた判断が求められます。完全イーシャンテンについてはコチラをご覧ください↓↓↓

牌効率⑤のアイキャッチです
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 何にせよ、タンヤオを狙う際は特に相手のリーチが掛かってから安全牌がないと慌てることのないようにしましょう。

4 (喰いタンありの場合)鳴いて速攻に使える   メリット★★

 喰いタンありのルール限定のメリットになりますが、鳴いて進めれることにより速攻に使える大きな強みがあります。他家の親をさっと流したい時、ドラがたくさんあるが面前では厳しい時、非常に頼もしい役になります。


 しかし、三麻のルール上「チー」ができず「ポン」「カン」しかできないため、考えて手組みをしないと強みが活きません。


 そのため、ある程度の打ち手でないとこの強みを活かしてアガリに結びつけることはなかなかできません。

【役】タンヤオについて まとめ

 タンヤオはどうしても四麻の時と比べると強みが減っているところはありますが、それでも柔軟性・汎用性に優れた役であると思います。

 また、喰いタンありのルールの場合は、上手く扱うと速攻に役立つ非常に強力な役になります。


 しかし、3.で解説したように、どうしてもオリに転じる時に安全牌に困りやすくなります。守備面の弱さが、タンヤオの数少ないデメリットの一つかなと思います。


 以上のことを踏まえ、タンヤオを使いこなしてみてください!