三麻でいつまでたっても勝率があがらず、ラスをとってばっかり…、正直弱い部類に入る人っていますよね。
また、自分自身が必死に打っているつもりなのに何故かどうしても勝ちきれない、負けてばっかり…と言う人も多いのではないでしょうか。
三麻でいつまでたっても弱い人の4つの特徴とは?
そういった人にはある程度共通点があります。
①自分の手牌しか見えていない
②字牌を軽視する
③七対子が苦手
④染め手に走りすぎる
それではひとつずつ解説していきます。また、項目毎に『もし自分がそうなら』も記述します。自分に当てはまるかも…と言う方は特に注意してご覧ください!
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①自分の手牌しか見えていない
麻雀を覚えたての頃はしょうがないのですが、慣れてきたら少しずつ相手の動向、特に捨て牌などから情報を得なくてはなりません。しかし、自分の手牌しか見れないとその情報を活かすことができません。
ある程度の中級者以上になると、相手の捨て牌をしっかり確認して情報を得て、また更に色んな推測を立てるのは当たり前になります。もちろん、相手の捨て牌を見るのは自分が鳴きたい時や聴牌してアガりたい時だけではありません。
しっかり情報を得て打牌を選択しているのと、自分の手牌しか見ていないのでは雲泥の差が生まれます。じゃあ相手からどんな情報が得られるの?というと、他家がどんな手役を狙っていそうか、手牌にありそうな牌、手牌になさそうな牌=山にありそうな牌、相手の手が高そうか安そうか、相手の手が早そうか遅そうか等々です。詳細はまた別の記事で書こうと思います。
もし自分がそうなら ①
少しずつ、相手の捨て牌も見る習慣をつけるようにしていってください。最初は、「自分の必要な牌がなんだったか」、「次何を切ればいいのか」、「鳴いた方がいいのか」、「本当に思い描く手筋でいいのか」、「アガれたら何点かな」、とかばっかり考えて視線が自分の手牌を見るのが癖になっているかと思います。相手の捨て牌に集中しようとすると不安ですぐ自分の手牌に視線を戻しがちだったりするかもしれません。
本当に最初はそれでもいいので、徐々に徐々に相手の捨て牌を見て、そこからどんな情報が得られるか、どんな可能性が高いかを少し考えるようにしていってください。繰り返している内に、なれてきて、自分の手牌のこともしっかり考えながら、相手の手牌をしっかりチェックして、そこから得られる情報を活かせるようになっていきます。
②字牌を軽視する
これも弱い人あるあるなのですが、とにかく字牌を簡単に切ります。「1枚しかもっていない字牌はとにかく切る!」という感じです。また、親リーチに対しても、「とりあえず現物ではないけど字牌なら大丈夫!」って、現物の数牌はあるけど字牌を切って、「リーチ一発中ドラ3 親ッパネ18000!」って言われたり…。
字牌は本当に重要です。四麻と比べて、牌の種類が少ないため若干字牌の割合が増えていること、ツモアガリも多く簡単にオリるより自分がアガることを最後まで見出すことの重要性などから、字牌(特に役牌)の価値がよりアップしているかと思います。
例えばこんな手牌
東場1局で親、ドラはとします。
の抜きドラ3枚
親番でドラが5枚と、何としてもアガりたい所ですが、酷い牌姿です。こんな牌姿から、字牌を真っすぐ切っていってはダメです。4種類の役牌を1つでも重ねると、かなりアガりに近づきます。あくまで上の牌姿と比べると…ですが。
しかし、やはり上記の手牌でまっすぐ役牌を切って、普通の面子手で面前聴牌を目指すのでは可能性が薄すぎます。の辺張落としが正着かと思います。近い内に引き→引きする可能性も考えてまずは、打がいいと思います。
また、巡目を追うごとに役牌を重ねる前に、たくさん他家に切られるなら、方向転換も必要ですが、アガりが厳しいのなら安牌候補として持っておくことも選択肢に入れるべきです。
また、自分がアガるための字牌(役牌)という面だけでなく、守備の面でも非常に重要です。同じ字牌を2枚以上持っていれば、無筋の字牌よりかは、比較的安全な牌として切っていくこともしやすいです。(終盤になっても1枚も捨てられていないのであれば、相手が持っている可能性も上がり危険になります。)
上記の手牌で、もし真っすぐ字牌を切っていったパターンを考えてください。
その後のツモも悪いパターンです(笑)。でもこんなのあるあるですよね。
もしこんな手牌の状態で他家からリーチがかかったら絶望的ではありませんか?
この手牌で安牌がなく、振り込むとか最悪過ぎます。
では改めて、字牌を大事に抱えたパターンを見てみましょう。
この状態でリーチされてもオリるのはなんとかなりそうです。また、を鳴ければ聴牌まではわりといけそうです。
ただ、かといって字牌=安全ではないので注意してください。上記で述べたように四麻と比べると牌の種類も少なく、字牌が当り牌になる可能性も決して低くはありません。
そして、相手が鳴く可能性も考えると切るタイミングも重要になります。自分の形も悪く、その時点ではアガれる可能性も少ないのに役牌を簡単に切って、相手に鳴かれアガられるのは悪手とも言えます。
しかし、難しいのは中途半端な手牌だったりします。役牌をなかなか切らず持っていたせいで、その間に相手がその役牌を重ね(1枚から2枚目をツモる)、自分が捨てるタイミングで鳴けるようにしてしまう恐れがあります。かといって早く切ると早々とアガられてしまう恐れもあります。
字牌、役牌の切り時は適当ではダメなのです。
もし自分がそうなら ②
字牌の重要さを再度認識しなおしましょう。自分が2枚、3枚と持っている時にしか重要視しないようではいけません。
・手牌が厳しい時には、重ねて鳴いていくことも想定する
・複数枚同じ字牌を持っていれば守備の面でも重宝される。
・手牌が厳しいときこそ、字牌を大事に。
・相手に鳴かれることも想定して、字牌の切り時を考える。
以上のように、字牌は攻撃面、守備面で色々使い方があり、字牌をどう扱うかで結果にも大きな影響を及ぼします。「1枚しかない字牌はとにかく切る」という考えは一旦捨てて、状況によってはあえて持っておくことも考えましょう。
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[itemlink post_id="2783"]③七対子が苦手
これは、人によっては七対子が苦手でもそれ程麻雀の結果に影響がない(弱くはない)人もいるかもしれません。しかし、三麻では牌の種類が少ない分、四麻と比べると牌が縦に伸びる(重なる)可能性が若干高くなっています。
また、厳しい手牌でもなんとかアガりを見出さないと、振り込まなくてもツモアガりをされて点を失っていくのが三麻の厳しいところです。その分七対子の出現率も高くなります。
七対子が苦手という人は恐らく、山読みをしていません。山読みとは、他家の捨て牌から他家が持っていそうな牌を予想し、自分の手牌と他家の捨て牌から、山にありそうな牌を予想することです。
山にありそうな牌をある程度の精度でも読めたら、対子になりそうな牌を残していけばいいのです。
また、苦手なことからポンしていき対々に持っていきすぎなのではないでしょうか。
七対子が有効な場面で上手く七対子を仕上げれないために三麻の成績に悪影響が出ている人も少なくはないと思います。七対子は、面子手が厳しすぎる牌姿から高打点のアガリまで見込める攻撃面と、相手の仕掛けを躱しながらアガリに向かえる守備面でも優れているところがあります。
まずは七対子のメリットを知っているかどうかも、三麻の成績に大きな違いを生んでいるのではないかと私は考えています。
もし自分がそうなら ③
もし七対子に苦手意識があるなら、なんとか無くすようにチャレンジしてみましょう。
まずは、山読みについてです。
例えば、自分が以下の手牌で、他家の一人が索子ばっかり切っていてるとします。
ツモ
七対子のイーシャンテンで、ここからトイトイや面子手に向かうのはさすがに無さそうです。捨て牌候補はですが、他家の捨て牌で0枚0枚1枚1枚見えています。
単純に見えている限りでは残り枚数の多いやを残して、やを何も考えずに切っていてはダメです。何故なら、
やは他家が筒子の染め手を狙っているとしたら、持っている可能性も高く、結局重ねることができなかったときに、待ちにするのも不安定です。ましてや、巡目が進んだときに筒子を捨てるのはリスクが高まります。
そのため、筒子、特に真ん中に近いを捨ててを残す方がセオリーだと思います。
逆に、同じ手牌でやはり筒子の染め手模様の他家がいるが、巡目が進んで相手が聴牌していてもおかしくなさそうなとき、守備に意識を傾けるなら筒子を捨てずにを切って聴牌を目指すという考え方もあります。
同じ手牌でも柔軟に対応できるのが七対子の大きな強みかと思います。まずは七対子のメリットをしっかりと理解してみましょう。
七対子についての記事はこちら↓
染め手に走りすぎる
三麻は四麻と比べて染め手が成就しやすいです。また、染め手でアガると気持ちいいですよね。
そのため、筒子や索子に少しでも偏ったらすぐに染め手に走りがちな人がいます。昔の私は間違いなくそうでした。
無理矢理染め手に走ると、当然聴牌が遅れて、他家に先手を取られます。その何局かに1回の遅れが、成績を明らかに下げていきます。
ただ難しいのは、染め手に走ってはダメなのではなく「無理矢理」染め手に走ることです。
自然な流れで迎えるなら当然染め手を目指すべきですよね。
一応無理矢理染め手に走ってはいけないケースを見てみましょう。
ツモ ドラ
ドラ3の手牌でイーシャンテンになったところです。ここから索子を切って染め手に向かうのは基本的にはNGです。ドラ3もあり打点も十分です。無理矢理染め手に向かうとスピードで大きく劣ります。
ただし、がほとんど捨てられて枯れていたり、オーラスの点数状況によっては索子を払っていくのもありです。
何にせよただ好きだからというだけで染め手に走りすぎるのはいいカモになってしまいます。
もし自分がそうなら ④
一刻も早くも、無理矢理に染め手に走るのはやめましょう。続ければ続ける程、損をします。ソースは過去の私です。(笑)
上記の手牌のように索子のターツが1つだけだったりすると、簡単に筒子の染め手に走れるためもったいない感じがしますが、もはやただの罠です。
これがシンプルに大きな違いを生むので、染め手に向かう時は、本当にそれでいいのか一旦考えてみましょう。
まとめ
改めて、三麻でいつまでたっても弱い人の特徴です。
①自分の手牌しか見えていない
②字牌を軽視する
③七対子が苦手
④染め手に走りすぎる
確かにそうかもって共感してもらえたら嬉しいです。
また、自分が当てはまっていて思う様に勝てないって人は、
良かったらこの記事を参考にしてもらえたら幸いです。
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