四麻と三麻の違いを解説していきます。この記事は後半ですので、前半を見てない方はこちらからご覧ください↓↓↓
4．(人・場所等によってルールが違うが）最初の持ち点が35,000点持ち、40,000返しなど多くなる
四麻は一般的に、25,000点持ち30,000点返しだが三麻になると最初の持ち点も変わってくる。三麻は35,000点持ち40,000返し等点数が多くなる。
これはやはり四人麻雀と比べて高い点数が飛び交うためである。
気を付けなくてはいけないのは、トビありのルールの時だ。２万点や３万点以上あっても親相手に直撃を喰らっていれば、あっというまに点数はなくなる。
また子のリーチや鳴きと、舐めてかかっていると倍満以上も全然あり得る。点数があると思ってリーチや仕掛け相手に突っ張っていると、高い手相手に「ロン」と言われて『トビ終了』なんてこともザラである。
四麻と比べて点棒は多いが、四麻以上に簡単に点棒は無くなる。なんでもかんでも攻めていけるわけではないのは肝に銘じましょう。
5．(人・場所等によってルールが違うが）北で抜きドラがある
何を隠そう私は『抜きドラ』が大好きです（笑）。
このルールを採用している人は、みんな好きなはず。
だって「北」が来るだけで１翻アップするのだから！四麻でも花牌を使って同じような抜きドラ制を楽しんでいる方もいらっしゃいますよね。
抜きドラという制度は単純にドラの枚数を増やします。
カンが入ってなければドラは通常４枚、裏ドラ４枚+赤牌の枚数となりますが、北を抜きドラとすることにより更に４枚場にドラがあることになります。
抜きドラは手牌と違い、相手が何枚あるのかが分かるので、押し引きの戦略にも使えます。
例えば、自分が勝負手のイーシャンテンで親のリーチに対し、普段なら押す牌も親が抜きドラ３枚ともなれば、点数状況によってはオリる選択をとるべきになってくるのだ。
また、抜いた北をポンできる過激ルールも有るらしい（お恐ろしい）後、ルールによっては北を通常の手牌で使って上がることができない（国士はOKなど）というルールもあったりするので闘牌前に良く確認しましょう。
ちなみに、抜きドラ制を取らず「北」は常に全員の役牌などのルールもある。これは、三元牌+無条件役牌が１種類増えたということで若干だが違いをもたらします。
6．(人・場所等によってルールが違うが）ツモ損がある
まずツモ損について説明します。
例えば子が満貫をツモれば8,000点を子と親で分けて、3,000・5,000になるが、「ツモ損あり」のルールは四麻のツモ時と同じ点数を払い2,000・4,000となる。
北家がいない分1/4分損する計算である。この場合、直撃が更に痛くなる。「ロン」されると同じ点数取り返すのに「ツモ」では足りなくなるのである。
なので、「ツモ損あり」のルールは、「ツモ損なし」時と比べて若干だがオリ寄りになる。
7．(フリー雀荘など）５筒と５索が全て赤ドラや、一萬や九萬が常にドラなど
これに関しては、雀荘や個人間等で大きくルールが違うのでそれぞれの解説は割愛させていただくが、常にドラ爆状態となるルールがたくさんあるみたいです。この場合は特に、役作りよりも手なりでドラを集めてリーチやトイトイが最強そうです。
まとめ
三麻と四麻の違いはいかがでしたでしょうか。
『三麻』もまた、『四麻』とは違う一つのゲームとして認識いただけたのではないかと思います。
特に三麻は展開が早く、高打点が飛び交うゲームになっている点ですね。どちらも非常に楽しいゲームだと思います。ご覧いただいた皆様には是非、違いを理解してより上達し、快適な「三麻ライフ」を送っていただきたいと思います。
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