こんにちは!
三人麻雀のコツや戦術などを解説している当サイトを運営するサン 魔太郎です。
今回は三人麻雀というか麻雀の牌効率において非常に重要な要素である「ブロック」について解説いたします。
ブロックの考え方を知っているかどうかで、聴牌に向かうための牌の組み方の技術に差が出ることにより結果として、アガる確率を大きく左右させてしまいます。三人麻雀を勝って楽しむのであれば必須の知識なんです。
いつも周りのスピードに追い付けない…、中々アガれない!と言う方は是非最後までご覧ください。
このサイトだけでなく、noteに実戦の牌譜を用いた濃厚な解説記事も書いており少しでも早く上手くなりたい方はこちらもご覧ください。↓
ブロックとは
ブロックとは、すごいざっくりにいうと「手牌を面子(候補も含む)と雀頭(候補も含む)に分けたもの」です。
これだけでは意味が分からないと思うので、詳しく解説いたします。
まず、麻雀でアガるためには国士無双と七対子を除くと4面子+1雀頭必要です。
手牌にみたいな両面があると面子候補として考えますよね。
また、のように対子があると雀頭候補であり、もう一枚くれば刻子になるので面子候補としても考えることができますよね。
このも1ブロック、も1ブロックと考えます。
そして、と持っているところにが来ての面子が完成しても、と持っているところにが来ての面子が完成してもそれぞれ1ブロックと考えます。
一番重要なのは、「アガるために4面子+1雀頭を完成させるので5ブロック必要なこと」なんです。
5ブロックを意識すると、手牌がバラバラな状態でも「ツモってきたい必要な牌」や「手牌の中で不要な牌」が明確になったり、「この牌が来た時は、あの牌が不要になって…、こっちの牌が必要になるな…」と言う風に、牌が来てから考えるのではなく、牌が来る前から色んなパターンを想定できるようになります。
まずは5ブロック揃えることを意識して手牌組みしましょう。
5ブロックを揃えるための考え方について
ではもう少し実践的に、5ブロックを揃えるための考え方について解説していきます。
次の牌姿をご覧ください。
これは麻雀ゲームの雀魂で遊んでいた時の牌譜です。
ここでブロックを数えると
の両面で1ブロック、の対子で1ブロック、は少し複雑ですがの両面1ブロック+の面子1ブロック(1枚は余剰牌)のように2ブロック、の対子で1ブロック、それぞれ1枚は余剰牌と、5ブロック揃っていますね。
※補足としての部分の分け方については、上記はあくまで一例で、
- の面子1ブロック+の両面で1ブロック(が余剰牌)
- の面子1ブロック+の対子で1ブロック(が余剰牌)
- の両面1ブロック+の両面で1ブロック+の対子で1ブロック
と最初の一例を考慮すると4パターンも考えることができます。
特に最後の分け方だと3ブロックとして考えることもできるんですね。
そして、それぞれ1枚と、場合によりのどちらか1枚は不要な牌ということがわかりました。
もう少し発展したブロックについての考え方
上記でが不要と判断しましたが厳密にいうと「ブロックを決めたときの余剰牌」と言う意味で、ブロックに決めたいずれかが面子になりにくいなどの理由で、もっと面子になりやすい両面などの良形ブロックを作っていくという意味では絶対に不要という意味ではありません。
例えば、ブロックをよく見るととの2対子あり、片方を雀頭にするにしてももう片方は刻子にするためもう一枚必要ですよね。やはり形としては弱く、両面とか別の強い形と入れ替えることができるならしたい所です。
そこで、を残しておけばやが来れば両面を作ることができます。そうなると1ブロックが新たにできるので合計6ブロックになってしまうので、余分にブロックがあることになります。
これを「塔子オーバー(ターツオーバー)」とも言います。
そのため、かいずれかの対子と交換する必要があります。
続きについてはただいま執筆中です。
このブログの他にも、三人麻雀オンラインゲーム「雀魂」をプレイしたときの牌譜から勉強になりそうなものをピックアップして記事を書いています。
一打ごとの選択理由など細かく記載していますので、初・中級者の方にとっては貴重な記事になるはずです。
有料のものもありますが缶ジュース程度の金額ですので、強くなりたい方は是非覗いてみてください!