こんにちは!
三人麻雀は本当に楽しく、スリリングでテンポよく打ち合いのようになるゲーム性と、四人麻雀と比べて良い手が入りやすく大物手をアガッた時の感覚が病みつきになりますよね。
しかし、負けが込むと本当に辛くどうやったら勝てるのかが分からなくなるほど連敗が続く時もあります。
この記事では、強い勝ち組になれるにはどうしたらいいのかを解説いたします。
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三人麻雀で勝ち組になるために必要な要素
三人麻雀で勝ち組になるためには次の3つの要素のレベルを高くする必要があります。
- 牌効率
- 鳴き判断
- 押し引き
上にあげた以外でも重要な要素はありますが、ほんとに重要なものでいうと上の3つが挙げられます。この3つのレベルを上げることによって確実に負け組を脱出していけるはずです!
そもそもどういう要素なのか、なぜ重要なのか、ひとつずつ解説していきます!
①牌効率
牌効率とは、自分の今の手牌から聴牌もしくはアガるために、有効な牌を限りなく多くしたり聴牌する確率・アガル確率を限りなく大きくする考え方です。
三人麻雀はスピード勝負の面が非常に強いです。6巡目以内にリーチが掛かることもしょっちゅうあり、上手い人と三人麻雀を打ってると自分だけ全く聴牌すらできない…なんてこともあるのではないでしょうか。
牌効率とはまさに、三人麻雀に必要な早く聴牌しアガルための手牌の進め方の考え方なのです。
例えば、ものすごく基本的なことで言えば、のような嵌張(カンチャン)よりものような両面の方が強くていい形なのは始めたての方じゃなければ知っていますよね。
更に、のような4連続の牌の組み合わせは四連形(ヨンレンケイ)といってものすごく強い形なんです。面子に1枚余分あるからやが不要だと思って、まだまだ手牌が整っていないのに捨ててしまうのは非常にもったいないのです。
上のような2~6枚ぐらいの牌の組み合わせの話から、13枚の手牌全体で考える牌効率ももちろんあります。
牌効率についてはこちらの記事から順番に読むことで更に学ぶことができます。
②鳴き判断
鳴き判断とは、鳴き…つまりポン(三人麻雀だとチーがありません)をするかしないかの判断です。
①で書いたように三人麻雀はスピードが非常に重要です。そのため、上手く鳴いて聴牌スピードを上げないと他の人にいつも先に聴牌されて上がられてしまう…。そんなことばっかりになってしまいます。
また、役牌の対子を持ってる時にその牌を他家が捨てたら必ずポンをする人がいますが、ポンをしない方がセオリーであることも多々あります。例えば、打点が安すぎたり安パイがなくなってしまうような時などでいくつかあります。
特に初心者~中級者ではとにかく何でもポンしたがる人が多いです。
「鳴かない」と言う判断も非常に大事なんです。
鳴くべき時に鳴いて、鳴かない方がいい時は鳴かない。これを徹底していくことも勝ち組になるための必須事項なんです。
随時、鳴き判断についても記事を作成していきます。
③押し引き
押し引きとは、相手の攻撃(リーチやポンなど)に対してオリるのか捨てたい牌をそのまま捨てるのかなどの判断のことです。
三人麻雀は、全員が同時に聴牌もしくは聴牌間近であることがしょっちゅうあり、ちょっとの差で振り込んでしまったり、自分がアガることになったりするんです。
また場合によっては、ダマテンもケアしなければなりません。高いレベルにもなっていくとダマテンを上手く利用してくる方もいるので、誰もリーチしていないからといって自分が聴牌に近くもないの不用意に安全ではない牌を常に切っていては負け組一直線です。
かといって、常にダマテンにおびえて自分の捨てたい牌を捨てることができていないのも負け組コース…。バランスよく、攻めた方がいい時は自分にとって都合のいい牌を捨てる、オリた方がいい時はより安全な牌を捨てる…という風に状況に応じて毎巡判断する必要があります。
また、攻める・オリるだけではなく間を取る選択肢もあります。「回し打ち」と言われる打ち方です。簡単に言うと、自分の聴牌まで遠回りになってでも相手に危険牌を極力切らないようにアガリを諦めずに戦う打ち方です。下の記事で詳しく解説しています。
それぞれの判断基準は?
3つの要素を説明してきましたが、結局は「期待値」がより良い方を選択していくことが肝心です。
三人麻雀における期待値とは…
期待値=確率×得失点数
となります。
なので
①の牌効率では、アガれる確率×アガった際の打点を高めることが重要ってことになります。なので打点が3900点になりそうな選択肢Aと、打点が8000点になりそうな選択肢Bがあったとして、Aを選んだ際のアガれそうな確率がBと比べて2倍も上がらないであればBを選んだ方が得になりますね。
ただ、1局だけの収支を見た考え方で、半荘全体の期待値で考えると微妙な場合もあるので注意が必要です。
②の鳴き判断では、鳴いた際と鳴かない場合のアガれる確率×アガった際の打点の期待値を比べて判断することが重要ってことになります。
役牌をポンして残りが嵌張、辺張ばかりでほぼ役牌のみになりそうなのであれば、アガれる確率も低い上に打点も低いので期待値はめちゃくちゃ低いことになり損な選択肢になることが多いですね。
③の押し引きでは、更に複雑になり、自分が捨てたい牌が相手の当り牌である確率×相手の打点の期待値と自分がアガる確率と自分の打点の期待値を比べる必要があります。
しかし、これを考える時点では相手がほぼ聴牌している状態で、相手に当り牌かもしれない牌を捨てるという、まずは相手にとってのチャンスを乗り越えて聴牌して初めて自分のチャンスになる点で、純粋に上記の期待値を比べることができないのがややこしいです。
ただ間違いなく言えるのは自分が聴牌してもないのに相手のリーチに危険牌を捨てることは、損になることが非常に多いというわけですね。
ただ、こっちの選択肢を取った時の確率なんかわかんねーよ!って思われる方も多いと思います。そんな時は天鳳の三人麻雀で天鳳位(バチクソ強い)を取られた「お知らせさん」の著書「鬼打ち天鳳位の三人麻雀 勝利へのプロセス」を読まれることをオススメします。
まとめ
三人麻雀で勝ち組になるためには牌効率、鳴き判断、押し引きのレベルを上げることが重要であり。それぞれの判断基準は期待値ということです。
めっちゃまとめました。
それ以外にも山読みやリーチ判断などなどはあるんですが、やっぱり最重要は上の3つの要素になります。上の点を意識しながら打ち続けると負け組脱出には間違いなく近づいていけますよ!
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