麻雀の打ち方には個人差がありますよね。十人いれば本当に十人とも違ってきたりします。
しかし、一応ある程度の傾向でまとめられます。
三人麻雀における雀風・タイプについて
麻雀において攻めるか守るかの『押し引き』の判断は非常に重要なもの。その押し引きの傾向で、大雑把に分けるとしたら「攻撃型」「守備型」「バランス型」の3つに分けることができます。リーチや仕掛けに対してどこまで押すのか、どこから引くのかのボーダラインの違いによるタイプ分けです。
細かく分けるなら上の3つの雀風を更に、「速攻タイプ」と「面前タイプ」と「使い分けタイプ」と分けることができます。これは、打点重視か速度重視かといったタイプ分けになります。
まずは、「攻撃型」「守備型」「バランス型」を雀風別に解説していきます。
自分がどれに当てはまるか、またなりたいタイプがあるかもしれません。また、いつも対戦している麻雀仲間などもタイプ分けしてみるのも面白いかもしれません。
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攻撃型
相手のリーチ等の仕掛けに簡単にオリない、バコバコ攻めるタイプです。波に乗らせるとメチャクチャ怖い相手でもあります。
- 自分がイーシャンテンでもほぼオリない
- 自分が聴牌なら鉄攻め
- 回し打ちを多用する
- 和了率が高く、放銃率も高め
- トップ率が高く、ラス率も高め
それでは順番に見ていきましょう。
1.と2.は分かりやすく、なかなかオリないという大きな特徴があります。イーシャンテンあたりが相手の攻めに対して、攻めるかオリるかのボーダーラインになることが多いですが、ほとんどの状況・手牌でもイーシャンテンでも攻めることが多いのが攻撃型の特徴です。
また、3.にあるように簡単にはオリず攻め続けるために、回し打ちを多用します。「回し打ち」とはつまり、自分の捨てたい牌をそのまま捨てるのでもなく、面子を壊してでも相手の現物を捨ててオリに徹するのでもなく、スジ等を活用し面子を壊さないようにアガリに向かいます。
そのため、他家からリーチが入って対子落としして「こいつはオリてるな」と思っていたら、追っかけリーチをしてきたりします。
4.の通り、攻め気味であることから自然と和了率が上がる代わりに放銃率も増えます。失点はアガって取り返すって感じです。
5.の通り、トップ率も多ければ、ラス率も多いです。波の激しいタイプとも言えます。
以上のように、攻撃型は簡単にはオリてくれないので、オロす目的でのリーチが効きにくかったりします。また、他家がリーチしている時に、攻撃型である別の他家がオリているようにみえてもしっかり聴牌している可能性もあります。リーチ者の安全牌だけでなく、攻撃型がいるときは特に共通の安全牌を捨てることが必要とされます。
守備型
相手の仕掛けに対して、割としっかりオリることのできるタイプです。怖さを感じることは少ないかもしれませんが、調子を崩しにくい強さがあります。
- 聴牌でもオリる時はオリる
- 聴牌即リーが比較的すくなめ
- 2着でもよしのかまえ
- 断ラスの時でも大逆転よりも、これ以上の失点をしないことを重視する
それで見ていきましょう。
1.のように、アガり枚数が薄いと感じたり、他家の方が高打点だと感じたら、例え聴牌でもオリたりします。そのため、アガリを逃すことも多々あります。
また、2.のように聴牌即リーが比較的少ないです。追っかけリーチへの振り込みを嫌い、特に、嵌張待ちや辺張待ちのリーチを控える傾向が強い打ち手です。
3.のように、そもそもトップに固執しません。それよりもラスをとることを恐れます。そのため、ラス率が減り、2着率が比較的高くなります。
そして、4.のように例えダントツのラスでも、無理してアガりに向かわず、相手の仕掛けが入ればラスなどお構いなしにオリます。
以上のように、大きな失点をしないことを重視するため、大きく調子を崩すことがすくない打ち手と言えます。その代わり、守備により過ぎて、勝負すべき場面でもオリに回りがちだとトップを取り逃すことも増えます。
また、目で見て分かる怖さは感じにくいかと言えます。しかし、守備寄りはともかく守備に徹するタイプは三人麻雀では強くない印象が強いです。
バランス型
攻撃型と守備型の特徴を程よく備えたのがバランス型です。場合によっては、特徴という特徴がないタイプもいるかもしれません。
- ゼンツ、回し打ち、ベタオリを状況に応じて使いこなす
- イーシャンテンでも、オリるのか攻めるのかが状況によって大きく変わる
1.のように、状況によってゼンツするのかベタオリするのか、はたまた回し打ちするかを変えてきます。この細かい状況判断で大きく強さが変わってくるかと思います。
また、2.は1.の内容の詳細と言えますが、イーシャンテンでも攻める守るが状況によって全く変わります。
バランス型は、状況によって大きく変わるので、やはり押し引き面では特徴がないのが特徴と言えるかもしれません。
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まとめ
主要なタイプ分けは『押し引き』で違いの出る「攻撃型」「守備型」「バランス型」でした。当然、「バランス型」でも「攻撃型」寄りだったり、綺麗に3つに分けることはできません。あくまで傾向として捉えてください。
簡単にはオリない「攻撃型」、簡単にオリる「守備型」、状況に応じて攻めてオリる「バランス型」、あなたはどのタイプでしたでしょうか。
個人的には、アガリが飛び交う三麻では「守備型」はいささかフリだと感じています。
やはり、バコバコ攻める「攻撃型」か、状況に応じる「バランス型」が三麻では脅威を感じやすいかと思います。
また、次の記事でそれぞれのタイプへの対策や、「速攻タイプ」「面前タイプ」「使い分けタイプ」についても記述しました。良かったら、また他の記事も参考にしてもらえると嬉しいです!
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