ルール・ゲームの流れ

【メチャクチャわかりやすい三麻のルール】 全体の流れ・事前準備編

 三人麻雀してみたいけどルールが分からない…

そんな方のために説明していきます!流れを説明する前にまずは事前に知っておくべきことや、お互いに事前に確認するべきことがあります。

 まずはその事前準備について説明します!

はじめに

四麻と比較せずに説明していきます!

 四人麻雀の経験がなく、三人麻雀から覚える方向けに説明していきます。ですので、全く知らなくても分かるように説明していきます!

そもそも三人麻雀とは

 とりあえずざっくりと説明すると、牌を条件にそって揃えると相手から点数が貰え、その点数をとりあうゲームです。点数のやりとりが1回行われるのにつき「1キョク」といい、局数を条件を満たすまで何回か繰り返して最終的に点数が多かった人が勝ちです。

ルールをしっかり覚えたいならまずはやりながら!

 なんだかんだ言って三麻のルールは複雑です。書かれたものを見ていても中々覚えられません。ルールを見ながらやってみて、やってみながらルールを確認してみましょう。

 では早速説明します!

まず覚えること

 ゲームの流れの前にまず覚えることがあります。

牌の種類を覚えよう

 まずは使う牌の種類を覚えてください。牌は27種類×4枚で合計108枚使います。

牌の種類の内訳はこんな感じです。数牌と、字牌があります。

 数牌

  筒子ピンズ 1~91筒 ミニ2筒 ミニ3筒 ミニ4筒 ミニ5筒 ミニ6筒 ミニ7筒 ミニ8筒 ミニ9筒 ミニ   9種類

  索子ソーズ 1~91索 ミニ2索 ミニ3索 ミニ4索 ミニ5索 ミニ6索 ミニ7索 ミニ8索 ミニ9索 ミニ   9種類 一番左の鳥さんは1なんです

  萬子マンズ 1と9のみ 一萬 ミニ九萬 ミニ             2種類

 字牌

  三元牌サンゲンハイ ハクハツチュン 白 ミニ發 ミニ中 ミニ     3種類

  風牌カゼハイ  トンナン西シャーペー  東 ミニ南 ミニ西 ミニ北 ミニ 4種類

 以上の合計27種類で、各四枚ずつあるため合計108枚となります。

それぞれの牌の読み方などの詳細はこちらの記事をご覧ください↓↓↓

三麻で使う牌
【三麻の授業】三人麻雀のルール① 使う牌について三人麻雀、略して三麻のルールを説明しています。まずは三麻で使う牌の説明をしています。三麻では萬子の二~八を使いません。また四人麻雀もしたことがなく始めて麻雀を覚えるひとのために、すべての牌の読み方などがわかるようにしました。...

14枚をそろえる  四面子+一雀頭   ※例外あり

 自分が持ち扱う牌を手牌テハイといい、基本は13枚持っています。自分のターンになったら1枚取ってきて、1枚要らないのを捨てることを繰り返して、14枚が特定の条件を満たして揃えばアガリです。

 アガリとかアガるとは、条件にそって揃えた状態で他の人に公開することです。揃え方によって点数が変わります。


 特定の条件の一つは、面子メンツ+雀頭ジャントウそろえることです。面子と雀頭ってなんやねん!ってなりますよね。

 面子とは3枚の牌を規則にそってそろえたものです。揃え方によって順子シュンツ刻子コーツの2種類があります。


 まずは面子の順子と刻子の説明から

 順子シュンツ

 順子とは数牌を123や789のように、並べた3枚セットです。ただし、筒子だけや索子だけのように種類をソロえなければいけません。萬子は1と9しかないので順子は作れません。

 例① 5索 ミニ6索 ミニ7索 ミニ 例② 7筒 ミニ8筒 ミニ9筒 ミニ

 刻子コーツ

 刻子とは、同じ牌を3枚揃えたセットです。筒子の333とか、東東東みたいな感じです。

 例① 5筒 ミニ5筒 ミニ5筒 ミニ 例② 中 ミニ中 ミニ中 ミニ

 続いて雀頭です。

 雀頭ジャントウ

  雀頭とは、同じ牌の2枚組のペアです。

 例① 9索 ミニ9索 ミニ 例② 一萬 ミニ一萬 ミニ


 この面子を四つと雀頭を一つで完成です。

例 7筒 ミニ8筒 ミニ9筒 ミニ5筒 ミニ5筒 ミニ5筒 ミニ5索 ミニ6索 ミニ7索 ミニ中 ミニ中 ミニ中 ミニ一萬 ミニ一萬 ミニ


 このように四面子一雀頭を揃えれば完成です。

 そして例外とは、雀頭のような同じ牌のペアを7組集めるものもありです。また、別の例外もあります。

 しかし、揃えればいいというものではなく、もう一つの条件であるヤクがなければアガれません。

とドラを覚えよう

 とは、特定の条件を満たすことにより与えられます。トランプゲームのポーカーの役みたいなものです。役の数え方は「ハン」と言います。1翻、2翻みたいな感じです。役は難易度によって1翻の役から6翻の役など様々あります。

 リーチはみなさん聞いたこともあるのではないしょうか。このリーチピンフや様々な役がありますので、アガった時にそれぞれの条件を満たすことにより役が決まり点数が決まります。


 そして「ドラ」とは、アガった際に特定の牌を持っている数だけ翻数が増えます。ドラはいくつか種類がありますが、とりあえず一般的な「ドラ」のみ説明します。

 毎回毎回「ドラ表示牌」というのを下の赤矢印のように1枚だけめくります。ドラ表示牌と同じ種類で次の数字の牌がドラになります。下記なら4筒 ミニの次の5筒 ミニがドラとなります。

オンライン麻雀ゲームが楽しめる「天鳳」の画面です

 9が表示牌の場合は1がドラです。例として、ドラ表示牌9索 ミニのときドラは1索 ミニとなります。

 ドラ表示牌が一萬 ミニの時は例外で九萬 ミニがドラになります。間の牌が三麻にはないからです。

字牌の場合は三元牌と風牌で分けます。

三元牌の場合

 白 ミニ發 ミニ中 ミニの順番です。

 例1 ドラ表示牌發 ミニ だと ドラは中 ミニ

 例2 ドラ表示牌中 ミニ だと ドラは白 ミニ

風牌の場合

 東 ミニ南 ミニ西 ミニ北 ミニの順です。

 例1 ドラ表示牌東 ミニ だと ドラは南 ミニ

 例2 ドラ表示牌北 ミニ だと ドラは東 ミニ

 以上のようになります。


 役の一覧、説明はこちらの記事をご覧ください↓↓↓

役一覧
【三麻の授業】 麻雀役の一覧三人麻雀の役の一覧です。ローカルルールは基本的には記載しておりません。三人麻雀のコツ・戦術なども書いてるので見てください!...

用語を覚えよう

 三人麻雀では色んな専門用語が出てきます。全部は覚えなくても遊べることは遊べますが、全部知らないと遊ぶのは難しいです。

 少しずつでもいいので用語を覚えていきましょう。


 とりあえず、四面子一雀頭を揃えて役もあればアガることができます。

 ルール・流れを覚える上で必要な専門用語は、その時その時に説明するのでご安心ください。

 後々また用語一覧の記事を作ろうと思います。

点数計算を覚えよう

 アガった際の役の数とドラの数を足した翻数で点数が決まります。1翻なら1,000点みたいな感じです。

 牌の組み合わせ、形によっても点数が変わる「計算」という概念もありますが、超ややこしくてなれた人も適用なしでやる人も多いので初心者の内は無視してOKです。ただ、アプリとかだとほぼ符計算もありで点数が決まるので、アプリで遊ばれる方はいずれは覚えた方がいいでしょう。


点数計算についても記事にしますので少々お待ちください。

準備するもの

 実際に牌を使ってする場合

 ・一緒に打つ人

 ・麻雀マット(もしくは麻雀卓)

 ・麻雀牌

 ・点棒(携帯のアプリでも計算可)

 ・サイコロ(携帯のアプリでも可)

 ・起家マーク(誰が最初の親か、と、東場か南場かがわかればOK)

 ・テーブル

 ・必要があれば椅子やサイドテーブル

 ・点数計算表と役一覧表(覚えるまで)

 ・(その他チップなどルールに応じて)

 ゲームの場合

 スマホやPC等とゲームするアプリ等だけでできますね。


 三人麻雀のルール全体の流れ・事前準備編は以上です。

次回、実際にゲームの流れを説明していきます!

次回の記事はこちら↓↓↓

【メチャクチャわかりやすい三麻のルール】 全体の流れ・本編三人麻雀、略して三麻のルールを少しでも分かりやすく解説いたします。四麻と比較せずに説明するので、全く分からない人でもできるようになります!...

 ご覧いただきありがとうございました!

noteを書いています

このブログの他にも、三人麻雀オンラインゲーム「雀魂」をプレイしたときの牌譜から勉強になりそうなものをピックアップして記事を書いています。
一打ごとの選択理由など細かく記載していますので、初・中級者の方にとっては貴重な記事になるはずです。
有料のものもありますが缶ジュース程度の金額ですので、強くなりたい方は是非覗いてみてください!

https://note.com/sanma_school